こんにちは、アンナです。
みなさんはもう自宅勤務になりましたか？
少なくとも、勤務時間が減ったりはしていますよね。
その影響で、ゲームをしたりインターネットを利用する人がかなり増えています。

その新型コロナウイルスのパンデミックに乗じて、インターネットの利用者を標的にしたハッキングが多数起きているとして、現地時間4月8日、2つのサイバーセキュリティ当局が警告を発しています。
英国立サイバーセキュリティーセンター（NCSC）と米サイバーセキュリティインフラセキュリティ庁（CISA）は共同声明を発表しており、今回のパンデミックはサイバー犯罪者や国家の支援を受けたハッカーにとっては魅力的な武器であり、これらの犯罪者が新型コロナウイルス感染症（COVID-19）によって引き起こされた恐怖や不安に乗じて、人々をだます恐れがあると警告しました。

　「現在のCOVID-19パンデミックに乗じて、自分たちの狙いを達成しようとする悪意を持ったサイバー攻撃者が増加している」と、両組織は共同声明で警告を続けています。

　だからと言って、ハッカーによるハッキング行為が増えているとは断言することはできません。
一部のサイバーセキュリティ企業は、ハッキングが全体的に活発になっていると報告していますが、8日の時点では、英米の両組織は、ハッキング活動のレベル自体は従来と変わらないと述べています。
これはMicrosoftとの見解とも一致しています。
ただし、ハッカーがインターネット利用者を標的にする方法には、変化が見られるという。

「新型コロナウイルスの影響でストレスのレベルが高まっているため、多くの人がURLの詳細やリンクをよく確かめずにクリックしていることをハッカーは知っており、その心理を利用している」と、Microsoft 365 Security部門のコーポレートバイスプレジデントRob Lefferts氏は、ブログへの投稿で指摘しているようです。
確かに、暇になってくると注意力が散漫になりますもんね。

　今回の英米両国のセキュリティ当局からの勧告には、新型コロナウイルス関連のハッキングの兆候があった、2500カ所以上のデータポイントをまとめたリストが添付されています。
この情報は、コンピューターシステムを守る立場にある人たちが、システムに侵入しようとするハッカーの兆候を見つける際の手がかりとして用いることを意図して掲載されました。
両組織は、このリストは「完全なものではない」とし、パンデミックの状況は刻一刻と変化しており、ハッカーがこの感染拡大を悪用しようとする方法も日々変わっていく可能性があると、注意を促しています。

ハッキングの手口も巧妙化しており、インカメラで勝手に写真を撮られ、その写真を悪用していろいろなサイトに登録する、といったものも増えています。
さらにGPSをハッキングして常に位置情報が駄々洩れになっていたり、IOTによる家電や監視カメラのハッキングもおこったりしています。

一見自分には関係ないと思っていても、思わぬところでウイルスに感染する可能性があります。
海外のサイトアクセスするときは十分気を付けてください。
PCで見るときなど、URLの部分にカーソルを当てるとリンク先のURLが表示されるかと思いますが、明らかに怪しいURLなどが割り当てられている場合なども多いので安易にクリックするのは控えたいですね。

インターネットは誰もが使っている便利なツールである分、危機感が薄れたり、私は大丈夫、という気持ちになりやすいです。
危険が潜んでいるということも忘れず、安全に利用するように心がけましょう！
ではまた今度！